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さてと、お次はVANDENBERG、オランダのバンドです。

This is War/VANDENBERG/HEADING FOR A STORM  1983年
9121.jpg
HR/HMで好きなギターソロは?と聞かれた時にまず私があげるのがこの曲。
もちろん私だけではなく今も古いファンには根強い人気を誇ります。
ギターはエイドリアン・ヴァンデンバーグ。
彼のクラシカルな速弾き&弦飛びのテクニックは当時、ヴィヴィアン・キャンベルやジョン・サイクス、
ジョージ・リンチ、ジェイク・E・リーなどとともにヤングギターでよく取り上げられていました。


情感豊かなギターソロ。そこにはマイケル・シェンカーからの強い影響が感じられます。
決してバカテクではありませんが、クラシカルで個性的な音階、流麗な上昇フレーズ。
たった数10秒の間に、聴いている者の脳裏にこれほど哀感溢れる感情の移ろいを描いてくれるギタリストがほかにいるでしょうか。
マイケル・シェンカー好きのあなたにはぜひこれをおすすめします。
マイケルほどチョーキングによる慟哭は前面に出ていませんが、その分フレーズがクラシカルでよく練られていて美しい。
見事なまでの起承転結。様式美というより構築美の人といえるでしょう。

あと、地味ですがヴォーカルのバート・ヒーリンクは豊かな声量と安定した音域の持ち主で、その少しハスキーな声とあいまって、曲に透明感のある印象を与えています。
彼はもっと評価されてしかるべきですね。

ちなみに同じアルバムに収録されている「Different World」も甲乙つけがたい。
アコースティックの「静」とディストーションの「動」とを見事に対比させた見事なソロなんです。
しかもエイドリアンって2m近い長身で足長、しかも金髪。
なのに悲しいかなこのPVでの姿は
豹柄シャツ&レッグウォーマー(古い!)、しかも首には黒い蝶ネクタイ・・・
予算不足なんでしょうけど、こんなありえないいでたちで哀愁フレーズを奏でるエイドリアンの姿に、当時は別の意味で涙にくれたものです。
(っていうか来日公演も同じ姿だったような気もする・・・)

(エイドリアンのその後)

VANDENBERGで3枚のアルバムを残したあと、87年エイドリアンはホワイトスネイクに引き抜かれ、世界中でブレイク、見事成功を手に入れます。
しかしその後は腕の腱鞘炎のため自由にプレイができなくなり、次作「SLIP OF THE TONGUE」は代役スティーヴ1104425415_icturesJag.jpg・ヴァイを立ててレコーディング。
その数年後デヴィッド・カヴァデールがCOVERDALE/PAGE結成のためにホワイトスネイクは解散。 
エイドリアンは「MANIC EDEN」というユニットを組んでブルージーなアルバムを出します。
そして97年、ついに白蛇は再結成され、11年ぶりにエイドリアン参加のもと「RESTLESS HEART」をリリース。
しかし残念ながら彼はその後音楽の表舞台から消えています。

あぁエイドリアン、ぜひ復活してくれ。
君の哀愁を再び世に問うてほしい。

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